2019.01.08豆知識

【これなんのためにあるの】キーボードのPause/Break(ポーズ/ブレイク)とは?

Pause/Break

パソコンを使ってお仕事をされている方にとって、キーボードはとても身近なものだと思います。文字入力を頻繁にされる方だけでなく、インターネットで何か調べものをするのにもキーボードは欠かせません。

でも、そんな重要な存在であるキーボードでも、使ったことがなかったり、使い方すらも分からないキーがあったりしませんか?このキーはいったい何のためにあるの…?なんて思いつつも、結局ちゃんと調べることもせず分からずじまい、私もその一人です。

キーボードを作っているメーカーとして、これはいかん!ということで、ブログで何度かに分けてキーボードのキーを解説させていただこうと思います。

第一回目は「NumLock」をご紹介させていただきましたが、第二回目は「Pause/Break(ポーズ/ブレイク)」キーです。

Pause/Breakっていったいなんのためにあるの?

NumLock

NumLock以上に謎めいたキーと聞かれたら、真っ先に頭に浮かぶのは「Pause/Break」キー。

ポーズ?ブレイク?と言葉を聞いてもなかなかイメージが沸かないどころか、押しても特に何も反応がありません。これこそまさに一体なんのためにあるの?と不思議に思われたことはありませんか。

どういった時に使うと便利なの?

結論から言うと、Pause/Breakキーは今ではほとんど使われていないキーで、昔は処理を途中で止めるためのものとして使われており、その名残として残っていると言ってもいいでしょう。

ただ、完全に使えないというわけではなく、WindowsキーとPause/Breakキーを一緒に押すとWindowsのシステムウィンドウが開くなど、ショートカットキーの機能が備わっています。また、コマンドプロンプトなどを使う際に、コマンド処理の実行を途中で停止・中断することもできます。ただ、他のショートカットキーでも代用ができることもありPause/Breakを敢えて使うという方も少ないのではないでしょうか。

ということで、Pause/Breakキーは一応機能はあるものの、ほとんど使われていない昔の名残で残ったものということになります。使われないのに残しているなんて不思議ですよね。

使う場面は少ないですし、使ったとしてもあまり便利にはならないキーですが、雑学的に頭の片隅にでも入れておいてもらえれば、どこかで活躍することがあるかも?しれません。

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