2018.04.02◯◯やってみました

USB Type-Cのケーブルや機器の電力や電圧を測ってみよう


STE-03C

社員が実際に使っておすすめしたい商品を紹介するコーナー、第37弾。
こんにちは。WEB販売課の担当Hです。

本日は、先日発売したばかりの商品の中から、ちょっとマニアックな製品のご紹介です。みなさんは、普段からケーブルをコンセントに挿して、パソコンを使ったり、スマートフォンやタブレットを充電したりしていることだと思います。でも、ケーブルにどれくらいの電力や電圧が流れ、機器に供給されているかを考えたことはほとんどないかと思います。

高い電力や電圧が流れて機器が壊れないのは、ケーブルやコネクタ自体には、流れる電圧や電力が決められていて調整されているからです。そのため、USB充電器が高速充電に対応しているものでも、ケーブルが高速充電するだけの給電能力を持っていないと、期待した電力が流れないことがあります。

そういったことがないように、どのくらいの電力や電圧が流れているのかを調べるには、テスターと呼ばれる製品が必要になります。今回ご紹介するテスターは、USB Type-Cケーブルを測ることができるタイプです。

今話題のUSB Type-Cケーブルを測るなら!

STE-03C

ミヨシが新しく発売したUSB Type-C専用 USBテスターは、その名の通りUSB Type-Cコネクタに接続して、どのくらいの電力や電圧が流れているかを数値で測ることができる計測器です。

サイズは、長さ約8.6cmほどで、一般的なUSBメモリと同じくらいのサイズですが、電圧は5V~20Vまで、電力は50mA~5Aまで計測が可能で、USB PD機器でも測ることができます。


STE-03C

使い方は簡単で、普段充電している端末と充電ケーブルのコネクタの間に接続するだけ。流れている電圧と電流が表示されます。

USB PDに対応していれば電圧が15Vや20Vで表示され、5Vが表示された場合はノーマルなUSB充電、このケーブルでは電流が1Aしか流れないがこちらのケーブルにすると1.5A流れている、ならこの充電器とこのケーブルを組み合わせると相性が良さそうだな、などなどお手持ちの充電環境を整理することにも役立ちます。

その他「積算電流表示機能」付きでお使いの端末やモバイルバッテリーなどのバッテリー容量も測ることができます。例えば、空になったモバイルバッテリーを充電する際に、こちらのテスターを間に接続して充電を行うと完了するまでこの積算電流値が増えていき、完了して止まった値が容量の目安となります。

大まかな使用回数が決まっているモバイルバッテリーの健康状態を気にする方などには、便利な機能ではないかと思います。


STE-03C

また、電流の流れる方向を示す矢印表示も。

先のブログで紹介しましたType-Cの特徴の中の「ロールスワップ(Role Swap)」。これにより電流の流れが双方向どちら側でも流せるため、USB Type-C機器から端末へ電流が流れているのか、端末から機器へ流れているのかが目で見て分かりません。

それを分かりやすくするために、接続した電気の流れを矢印で表示できるようになっています。接続しても充電出来ない場合に実は電流の流れが逆になっていたなどを発見できることも考えられます。

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